『0』で割ってはいけない? 割り算の秘密

こんにちは。小学生ママパパの力になりたい、たく先生です。

実は、『0』って、特別な数字なんです。

数字の始まりは、約6000年前と言われ、1~9の数字は、およそ2000年前にインドで考案されました。
しかし、『0』だけは、およそ1400年前にできたといわれているのです。

では、タイトルにある通り、割り算において『0』で割ってはいけないのはなぜでしょう?

目次

割り算の基本

小学3年生で習う『割り算』です。

6÷2=3

たく先生

この計算、小学生ママパパのみなさん、大丈夫ですよね!?!?!?

では、各場所の名前は言えますか?

÷の前、 この場合6を、割られる数
÷の後ろ、この場合2を、割る数
そして、答え、この場合、3を、と言いますね。

(ちなみに、足し算引き算掛け算も、それぞれ、足される数、足す数、引かれる数、引く数、掛けられる数、掛ける数があります。足し算の答えが『和』、引き算の答えが『差』、掛け算の答えが『積』ですね。)

ではここからが本題です。割り算では、『0で割ってはいけない』。つまり、『割る数は0ではいけない』のです。
大人でも、なんとなくだめって覚えている人は多いはずです。
実は、2パターンの割り算を考えることで、理解できます。

6÷0=?
0÷0=?

0で割ってはいけない理由

割り算のパターン① 例:6÷0

6÷0=0?

いえ、違います。答えは・・・

ありません!!!!!

6÷2=3の式を思い出してみてください。
2×3は6になりますよね?
割り算では、割る数×商(答え)をすると、割られる数になります。

では、今回の場合どうでしょう。割る数×商(答え)=割られる数に当てはめてみます。
すると、0×商(答え)=6です。
0に、何かをかけて6にはなりませんよね。

よって、6÷0の答えは、存在しないのです。

割り算のパターン② 0÷0

0÷0=0?

いえ、違います。答えは・・・

全ての数字です!!!!!

パターン①の時と同じように考えてみましょう。

割る数×商(答え)=割られる数に当てはめてみます。
すると、0×商(答え)=0です。
0に、何をかけても0になりますよね。

よって、0÷0の答えは、すべての数字なのです。

【まとめ】

0で割ると、答えが定まりません。
よって、0で割ることはタブー(禁止)とされているのです。

正直、専門家からしたら、僕の考えは的外れで、全然違うかもしれません。

ただ、「先生、なんで0で割ったらだめなの?」という小学生の質問に、小学生の範囲で答えるにはこれが一番だと思っています。

それではまた、次の記事で!

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