こんにちは。小学生ママパパの力になりたい、たく先生です。
小学生ママパパなら誰でも、自分の子どもに毎日笑顔で楽しく過ごしてほしいと思うのではないでしょうか。
もちろん、たまたま同じ地域に住んでいて、たまたま同じ年に生まれて、たまたま同じ学級になった子どもたちです。
一生付き合っていくわけではないにしても、6年間も過ごす日々を、毎日憂鬱に過ごしてほしいわけないですよね。
結論から言うと、やはり担任の先生との信頼関係が一番大切だと思っています。
子ども同士の関わりも必要ですが、特に低学年の子どもたちは、まだまだ友達より先生に構ってほしかったりもします。
そんなこと言っても、うちの子どもの担任は全然信用できない!!!
そんな人もいると思います。
今の担任はよくても、もしかしたら来年は・・・。
そんな時、ママパパの感情ではなく、子どものことを考えて、どうすればいいのか、僕なりに考えてみました。
ホームレスと学校の先生、どちらが信用できる?
ママパパ自身、この問いにどう答えますか? 近年、公務員の不祥事も多く(本当は昔からあったが報道されていなかったのかもしれないが)、教員の信用が失われているのも事実ですが、多くの子どもたちは、『先生』と答えるのではないでしょうか。
さて、本題です。どうすれば、子どもの学びをより良くすることができるのでしょうか。答えは簡単です。
子どもが、「この先生すごい!」と感じることです。
私は先ほど、ホームレスと学校の先生、どちらが信用できるのかと問いかけました。しかし、子どもたちには、相手がホームレスの人であるとか、先生であるとか、そんなことは関係ありません。
実はこの話は、武田鉄矢さんが、1分間の深イイ話の中で言っていたことになります。
子どもたちは、例え相手がホームレスであったとしても、「この人すごい!」と感じたら、その人からあらゆることを学ぼうとする。あらゆる人から学ぼうという心構えの人は、あらゆる人から学ぶことができる。
つまり、〇〇先生はこんなことができるんだ! △△先生は、びっくりするくらいの生き物博士なんだ! と子どもが思えば、子どもの学びは自発的になり、より良くなるのです。みなさんも、そのような経験ありませんでしたか? 数学が苦手だったのに、数学の先生が面白くて、数学の先生が好きで、自然と数学が得意になったり、暴れん坊のサッカー少年が、サッカーがめちゃくちゃ上手い先生が担任になり、その先生が好きになり、先生の言うことを聞くようになったり…。
もちろん、そのまた逆も成り立ちます。子どもたちは、この先生つまらない。だめだ。と感じた瞬間、その先生から学ぼうとする気持ちはなくなります。そうなってしまったら、もし相手が担任の先生であったら…と考えると、恐ろしくなりますよね。
担任の先生への、ママパパの影響力
では、子どもたちは、どのようにして先生を「すごい!」「つまらない」と判断するのでしょうか。その大部分を担っているのが、「ママパパの発言や態度」です。自分の子どもの学びをより良いものにしたいのであれば、もっと言うと、笑顔で小学校生活を送ってほしいのであれば、
担任の先生の悪口を、絶対に子どもの前で言わない!
ことが重要です。
子どもは、大人が思っている以上に敏感です。そして、子どもにとって、一番信頼できるのはママパパです。親であるママパパが、自分の目の前で、先生の悪口や、学校の不満をいっていたらどうでしょうか?
そんな環境の中で、子どもは先生や学校を信頼することは到底不可能です。
私は何も、悪口や不満を言うのがだめだとは思っていません。学校の先生とはいえ、信用できないような人もいるのは事実です。全てのママパパに好かれている先生など、見たことがありません。どの保護者も、何かしら、先生への不満はあって当然だと思います。学校の対応がおかしいと感じることもあるでしょう。それをママパパが夫婦で話したり、ママ友と愚痴を言い合ったりするのは構いません。しかし、子どもの前でだけは、先生を信用してあげてください。学校を信用してあげてください。そうすることで、子どもも自然と「先生すごい!」となるでしょう。
担任の先生を信用できなかったら?
言い訳ではありますが、担任は一人で約30人もの子どもを見ています。仕事ではありますが、毎日全員を笑顔で家に帰すことができない時もあります。子どもが、友達や先生とトラブルがあり、納得できないまま家に帰ることもあります。
そんなとき、家に帰ってきた子どもに、ママパパは、なんて声をかけますか?
僕なら、担任の先生を否定することは絶対にせず、その中で、子どもの気持ちを受け止めたいなと思います。
自分の子どものことが大切なのは当たり前です。子どもが納得せずに家に帰り、おかしいと思ったら、電話でも、連絡帳でも、担任の先生に伝えた方がいいと思います。
ただ、解決した後は、「先生、わかってくれて良かったね」「先生、ちゃんとあなたのこと見ててくれるよ」と、ママパパの先生への信用を、子どもにも伝えるといいですよね。
それでも担任の先生を信用できなかったら?
認めたくはありませんが、そういったことがあるのも事実です。
些細なことでも担任の先生にすぐ連絡し、信用してもらうのが一番ですが、不満の積み重ねや、どうしてもこれはおかしすぎる!と感じたら、すぐに管理職に伝えましょう。
担任の先生や学校への信用も大切ですが、一番は自分の子どもを守ることですよね。その二つが一致しないのであれば、管理職、それでもだめなら教育委員会への連絡もあります。
(余談ですが、最近では、いじめや暴力など、命にかかわることに関しては、影響力のあるYoutuberの人に協力してもらい、解決にもっていくという例も話題になりましたね。)
まとめ
ほとんどの小学校では、30人ほどの学級を、一人の先生が『担任』という形で、1年間変わることなく担当します。相当なことがない限り、担任が変わることはないでしょう。
担任の先生(学校)と保護者は、敵ではありません。子どもの成長を見守る、同じ目的をもった仲間です。僕は、絶対に子どもの前でその子のママパパの悪いところは言わないと心に誓っています。理由は上に書いた通りです。少しでも、学校の先生ってそんな風に考えているんだと分かってもらえればうれしいです。
では、次の記事でお会いしましょう。
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